1.作庭業務

「居心地の良い空間つくり」を基本テーマに、ご予算に合わせて
「和風・洋風」どちらのご要望にもお答えいたします。

■和風庭園

基本的には「三峰川の青石」「諏訪の鉄平石」「中央アルプスの御影石」「有明のサビ砂利」「木曾の木曾石」など、地元材を中心に、少し足を延ばして「岐阜蛭川のサビ石・サビ砂利」「岐阜の美濃石」「甲府の御影白川砂利」、また今では手に入れることが貴重な「浅間の火山岩」「御嶽の焼石」もなんとかできます。
自分は「お茶」を元に「書」や「焼き物」の世界にも非常に興味を持っていて、少しですが勉強しながら自分でも手習いをしています。
どんな世界もそうでしょうが、今に残り伝わっている物には必ず「意味合い」や「役割」があります。それがあるからこそ今の世に残っているとも言えるかもしれません。また、それを作り出した創作者の「意図」も含まれるでしょう。その上、日本人には日本人独自の「美意識」が皆さんの中にも残り流れていて、だからこそその場や物に時空を超えて触れたとき、心地よさや安心を覚え、そこを離れがたい、それをこの手に抱え所有したい感動に震えるのではないでしょうか・・・
自分が携わる「和風庭園」も、先人たちが築き残してくれた「機能・使い心地」や「役割からくる約束事」を踏み外すことなく、尚且つ「自分なりの美」や「意図」に「お施主様の考えや想い」を合わせて、それぞれのお宅の子孫や後世の世の中に末永く残ってもらえるような空間を夢見て、お施主様とご一緒に造っていきたいと思っています。

■洋風庭園

洋風庭園もやはり「イングリッシュガーデン」のように「シンメトリー」などの「約束事」を大事にしています。
もちろん約束事も大切なことでしょうが、自分が洋風庭園を描く時に大切にしていることは「使えること」です。
バーベキュー」や「アウトドア・パーティー」のように「大勢の人が集い楽しめる」広さや動きやすさなどの使い勝手が良い空間。
また、「バラ園」や「オープンガーデン」のように、道行く人がふと気を惹かれ立ち止まり、香りに導かれるように足を踏み入れてしまうような「親近感」や「オーラ」を醸し出す空間。
そしてなにより、そんな身内はもちろん道行く人にとっても心惹かれ立ち止まり「いつまでもその場を離れたくなくなる」空間つくりを「お施主様自らが手をかけ作りこむ」庭にしたいです。
ですから、自分が提案させていただく「洋風庭園」はもしかしたらお施主様には「物足りない」と感じるかもしれません。しかしそれは自分が「洋風庭園は使う庭」と認識しているからだと思います。造るのは我々業者かもしれませんが、やはり毎日その場に居て使うのは「お施主様」です。和風庭園より「自らが手をかけ造り楽しむ」ことができるのが洋風庭園だと思っていますので、歳がいくつになっても「日に焼け、手を泥で汚すことを楽しくてしょうがなくなる」ような空間つくりを、ご一緒に楽しみたいと思っています。

■新規作庭

新しいお家の外観に合わせるのはもちろんですが、駐車場や家庭菜園などの「使うスペース」と、植裁や芝生などの「和むスペース」をお施主さまとじっくり考え、使いやすい動線を活かして無駄のない空間つくりを心がけます。

■リガーデン

既存にある植物をうまく活かして限られた庭のスペースを利用したい形へと整えます。予算的にも新規で一から作るよりリーズナブルに進められると思います。

 

 

2.管理業務

「風が通り抜け、光差し込む庭へ」「庭木はその家の財産」の考えの下、ただ綺麗さっぱりとするのではなく「値打ちが上がる」管理業務を心がけます。

■剪定作業

我々は「庭木の床屋」ではありません。ただ短くさっぱりと刈り揃えるのではなく、枯葉や枯れ枝をきちんと落とし、無駄枝や忌み枝を整理して、病気や虫が付きにくい木に仕上げます。枝や葉数を適正なものにすることにより「風が通り抜け、光が差し込む心地良い庭」にいたします。
「値打ちが上がる」管理とは、例えばある種類の木が植木市で同じ太さ大きさで並んだとして、より値段が付くような木を目指します。枝の角度を揃え、各枝の長さから全体のバランスを整えます。自分は「攻めの剪定」と呼んでいます。

■消毒作業

冬、夏、年2回を基本としています。
年や場所や樹種によって、流行る病気や虫も異なります。状況に合った薬を使うなど臨機応変に対応いたします。

■移植作業

家の財産である大切な植木。家の増築、ガレージ・駐車スペースの拡大や物置の設置などでどうしても邪魔になってしまう時など、丁寧に痛まないように移植いたします。
(家のリフォーム時など、一時自社畑にお預かりすることも可能です)

■撤去作業

限られた敷地スペースを駐車スペースを増やしたいなど新しい使い方をしたいけど「植木が邪魔になるが移す場所もないなぁ」といった時など、撤去作業をいたします。物によっては適正価格にて下取りもご相談させていただきます。

 

 

3.販売業務

全体の中で活きてくることが重要ですが、大切なのは一つ一つの「バランス」です。

■石 材

「灯籠」や「水鉢」などの加工物は安価な中国産が入手しやすいですが、予算に余裕があるのでしたらば、やはり自分は「岡崎物」をお薦めします。見る人が見ればすぐに分かりますし、庭全体の格が上がります。後の代へ続く財産になります。
とはいえやはり高額ですよね・・・最近は中国産でも良いものがあります。加工物で一番大事なのは「バランス」です。バランスが良いとしっくり感じる物を選びましょう。

■植 木

「型入り物」はそれが出来るまでの時間がかかっているのでどうしても価格が高いものが多いですが、型の物は欲しいと思ってもなかなかその時に見つかるとは限りません。出会いですね。
地元や松本はもとより、横浜、調布、稲沢、埼玉と、ご希望のものをお探し致します。
「雑木」についてはいつでも手に入りそうですが、「株立ち」のものなどはやはりバランスが肝心です。若い木を育てながら楽しむことも良いでしょうが、初めからそこそこの大きさをお求めならば、バランスの良いものを時間かけて探されることをお薦めします。

 

 

4.その他の業務

仕上がりの様子や色目など、いろいろご提案させていただきます。

■土留め擁壁

巨石積み、L型擁壁、ブロック積み、現場打ちコンクリート擁壁

■垣根作成

自然竹垣、人工(樹脂)竹垣、生垣、

その他にも「門柱、門扉、ガレージ屋根、物置き小屋」など、外構についてなんでもご相談ください。